今回はローバーミニのECU修理事例をご紹介いたします。以前からひっそりとメニューにあったミニのECU修理ですが、最近ご依頼が増えてきましたので詳しくご紹介いたします。

ミニはミニでも、ローバーミニとかクラシックミニ、旧ミニと呼ばれる小さいミニが対象です。現在新車で販売されているBMW製のミニではありません。

弊社HPやミニ専門誌をご覧のお客様はご存じかもしれませんが、弊社の関連会社である有限会社キャニーガレージはクラシックミニを専門で取り扱うショップです。

このため、ミニに精通したスタッフの意見はもちろん、弊社で独自開発したECUテスターソフトも駆使して修理を行うことが可能です。※修理後は専用テスターでしかできない、フォルトコードリセット済みでお返しいたします。

今回お預かりしたECUは温まると不調になるというものでした。原因がいくつか考えられますので、実際にミニに取り付けて試験を実施いたしました。

すると、エンジンはかかるものの、ものすごい量の白煙でアイドリングも安定していません…。この車両自体は調子よく走っていて、ECUを交換するまでは全く問題ありませんでした。もちろん、気になるオイル上がり/下りもありませんでした。

ECUテスター上で表示される点火時期もおかしく、よくみるとタコメーターも動いていません。試しに1番のプラグコードを抜いてみると… やはり変化ありません。よくある故障事例の一つ、点火不良でした。

1・4番のコイルはタコメーターを動かしているので、ECUから点火指示信号が出てこないとタコメータが動かなくなってしまいます。もちろん、2・3番のコイルの点火不良もよく発生します。

故障個所は分かったので、さっそく修理に取り掛かります。この壊れ方の場合、ECU内部の様々な個所の故障が考えられます。国産車ではあまり故障しない部分が壊れたりと、ちょっと厄介な壊れ方が多い気がします。このECUは無事に故障個所を特定し、修理も完了、早速取り付けてエンジンをかけるてみるとタコメーターも動いて元気に吹け上がります。

しかし、エンジンを吹かすたびにアイドリング回転数が上がっていきます…。そう、このECUは点火不良以外にも故障していたのでした(実はよくあります)。

ミニのアイドリング制御はなかなか独特です。通称ステッパーモーターと呼ばれるモーターでロッドを介してスロットルを制御しています。このモーターや構成部品の故障もよくありますが、ECUの故障もあります。

よく見てみるとECUテスターのスロットル電圧が高く表示されています。ECUの判定もアイドリングではない状態となっています。どんどんアイドリング回転数も上がっていく症状からも、ステッパーモーターの制御部分の故障で間違いないでしょう。

ECU内部の故障個所も特定し修理完了、取り付けてみるとエンジン制御が絶好調にもどりました。走行試験も実施し、無事に問題ないことを確認できました。これら症状の他にも、O2センサーの制御部分やMAPセンサー(ECUに内蔵)の故障もよくお預かりいたします。

最後に、宣伝させてください。実はこっそり追加していた新商品のご紹介です。クラシックミニでよく壊れてしまい、エアコンが効かなくなって真夏に大変な思いをしてしまう「A/Cサーモスタット」です。

弊社独自開発で、品質とコストを両立したおススメのパーツです。純正の回路構造をもとに、非常に厳しい自動車規格にパスした最新鋭の電子部品を、振動に強い設計の基板に搭載しました。外箱やケースなど機能に関係ない部分の無駄をそぎ落とし、コストを抑えています。直販だからできる¥6,980(税別)で好評発売中です。現在、送料代引き手数料無料のセール価格ですのでお見逃しなく!

詳細はローバーミニ用A/Cサーモスタットアンプ(新品・対策品)をご覧ください。