お客様の声

命の灯火を消さない。現代に生きるクラッシクカーの名工

東京都 有限会社ガレージ赤坂 様

誰にでも手放せないものがあります。
「好きで仕方ないから」「忘れ得ぬ思い出があるから」など、その理由は様々です。しかし、現実は厳しく、特に車の場合、部品の供給停止にともなう入手の困難性から、年数を経るごとに維持が難しくなります。だからといって諦めたくない。そんなクラシックカー愛好家を力強く支えているガレージ赤坂様。1988年(昭和63年)製の「モーガン+8」ECUの修理をご依頼いただきました。

— イマジネーションと経験
私たちがお預かりする車輌は整備マニュアルなどが入手できない場合が大半です。加えて、長い時間を過ごした車は、同じ車種だからといって同じやり方が通用するわけでもありません。したがって、その時の時代背景や技術に思いを巡らせつつ、今まで30年以上にわたって培ってきた経験をそこに重ね合わせながら修理を進めていきます。

— 原因は特定した。しかし。
今の時代のように診断機にかけることもできないため、1つひとつ原因を追っていきます。今回のモーガンも順を追って怪しいとろこを点検・整備していきました。そして、最後に残ったのがECUだったのです。そうなると、私たちでも対応することができません。そこで、ある会社に修理を依頼しましたが、残念ながら解決に至りませんでした。

— 実績に安心して依頼
諦めずに他の会社を探しました。キャニーエクイップさんの存在はその過程で知ることになりました。ホームページを拝見して、しっかりやってくれそうだと感じたこと、そして、問い合わせに対する迅速な返信、なによりもモーガンECUの修理実績があったことがお願いする決め手になりました。

— 数度繰り返した調整
修理は早く完了しました。しかし、時を刻んだ車は一筋縄ではいきません。改善したと思ったのも束の間、また以前と同様の症状が出てしまいました。その後、キャニーエクイップさんと今までの整備情報を共有し、関連部品の点検~ECUの再調整をしてもらいました。黎明期のECUは、現代のそれとは特性が大きく異なるようで苦労が伺えましたが「最後までしっかりと修理する」という強い意思を感じました。

— よみがえった息吹
モーガンは息を吹き返しました。
旧い車であっても、まだ手に入る部品はあります。また、完全に一致しなくても加工すれば使えるものもあります。しかし、ECUはそうはいきません。代替品が入手できなければ現品修理に頼るしかないのです。そして、今後はその数が増えていくことでしょう。
また、同じような事案が発生した時には、キャニーエクイップさんに相談しようと思います。

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