「この車種はここ、よく壊れちゃうんだよね。」
車種によって特定のウィークポイントがあるという事実は、ご存知の方も多いと思います。理由は様々ですが、ECU(Electronic Control Unit)、エンジンコンピューターやコントロールユニットと呼ばれるものに限って言えば、故障リスクが高いものは特定の年代、特定の車種、特定のユニットに偏っています。これは、使用している部品や基板の耐久性、回路設計に依存すると言えるでしょう。
この際に問題となるのは、一つの車種に同じ様な部品、基板、回路設計を持ったユニットがいくつも使われているということです。つまり、「故障リスクが高いユニットがいくつもある」車種があります。
ECUまとめて点検キャンペーン割引
ひとりでも多くのお客様に、より気軽に点検をご依頼いただき、さらなるご安心をお届けできるよう「ECUまとめて点検キャンペーン」を実施しております。対象のユニットをまとめてお送りいただき、点検の結果リフレッシュもしくは修理サービスをご依頼いただいた場合、ご依頼台数に応じて下記の通りお値引きいたします。
※弊社にてお取扱いのあるユニットのみ対象となります。
※お取扱いのないユニットは依頼台数の合計に含みません。
※対象のサービスはリフレッシュサービスもしくは修理サービスとなります。
セットで点検をおすすめする理由
お問合せいただいたお客様に「同時にこちらのユニットの点検もお勧めいたします。」とご提案することがあります。これは、弊社が日々お客様からお聞きするお困りの声、修理実績データの分析から「よく壊れるユニット」を把握しているためです。このセット点検をご提案する背景には、以下にあげる「3つの理由」があります。
- 余計な手間を省くことができる
- 結果としてお財布に優しい。
- より安心して愛車に乗り続けることができる。
具体的な例として、80スープラでO/D OFFランプが点滅したケースをご紹介します。80スープラは、エンジンECUの故障が原因でO/D OFFランプが点滅する事例も多いため、ECU内部を確認してみました。すると、液漏れがあったため修理に出しました。修理から戻ってきて取り付けても、症状が変わりませんでした。「じゃあこっちかな」と、A/Tミッション内部のソレノイドバルブという部品を交換してみました。「これで治る」と思いきや、症状は変りませんでした。「こうなったらA/Tミッション載せ替えか…」。
このケース、実はエンジンECUと同時にテルテールという部品の故障も発生し、「どちらも」修理する必要があったのです。エンジンECUを修理に出した時点で、テルテールも同時に点検し、修理していれば一回で解決していたかもしれません。もしこれが、A/Tミッション載せ換え作業までして発覚したと考えると…。
お問い合わせ
対象車種、点検をおすすめするユニットの種類などのご質問や、修理のご依頼は下記の「お問い合わせ・ご依頼」もしくはお電話(027-289-2341)にてお気軽にお申し付けください。